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  • 北海道・清里ならではをぎゅっと一瓶に。じゃがいも焼酎「北海道 清里」

    「水の生まれる里」北海道・清里町。 北海道の北東部に位置する清里町には、その名の通り清らかな水と、綺麗な水が生んだゆったりとした風景が広がります。 清里町の名産品であるじゃがいも焼酎「北海道 清里」には、この土地ならではの魅力がぎゅっと詰まっています。 そんな「北海道 清里」は、その成り立ちから現在に至るまで、想いのバトンを綿々と繋いできました。 今回はじゃがいも焼酎「北海道 清里」に詰まった清里町ならではの魅力やこだわりをご紹介します。 実際に取材に行ったからこそ得られた生の情報をお届けしますので、ぜひご一読ください。 じゃがいも焼酎「北海道 清里」の原点から今に至るまで 製造当初から今まで町民から広く愛されるじゃがいも焼酎「北海道 清里」。 「北海道 清里」は、1975年に自治体主導の焼酎蔵として事業を開始して以来、50年弱の歴史があります。 その始まりから今に至るまで、さまざまな人の想いがバトンのように繋がれてきました。 町民の想いをカタチに 百名山・斜里岳から流れる清らかな水と肥沃な土壌。 そして雨の少ない環境と日本屈指の大規模農業を活かして、清里町では昔から馬鈴薯(ジャガイモ)や小麦、甜菜(ビート)といった畑作が盛んに行われてきました。 しかし、それらの農作物は出荷後にでんぷんや砂糖など、他の形に加工されてしまい、町としての特産品はない状態でした。 そういったなかで、町民の「清里町の誇れる特産品がほしい」という想いが生まれ、1975年に自治体主導でじゃがいも焼酎の事業を始めました。 戦時中、清里町からほど近い北見市で、じゃがいもからアルコール燃料を作る事業が行われていた背景もあり、「じゃがいもからアルコールができるのなら、焼酎もできるのではないか」という発想から、じゃがいも焼酎が生まれたそうです。 全くのゼロから手探り状態でのスタートを切った焼酎造り。 当時清里町に入庁したばかりのひとりの町職員が、街からの勅命を受け、焼酎造りという困難なプロジェクトに取り組むことになりました。 彼は明治時代からの歴史ある国立醸造試験所での約1年間の研修後、4年近い試験製作を行い、1979年に「じゃがいも焼酎 きよさと」として販売を開始しました。 発売当時は焼酎ブームだったことや生産量が少なかったことから「まぼろしの焼酎」と呼ばれるなど、焼酎ファンの間で密かに人気を集めていました。 リブランディング その後、複数の焼酎ブームに乗る形でじゃがいも焼酎「北海道 きよさと」の人気は拡大を続けました。 また、各時代に求められるように商品ラインナップを増やした結果、同時期に最大で20ほどのブランドがあったといいます。 さまざまなデザインやブランドが混在していた状況にありましたが、2010年代後半の焼酎ブームの落ち着きに伴い、デザインの変更に乗り出したのが当時製造担当の職員であった廣谷さんでした。 廣谷さんは網走で生まれ育ち、東京農業大学で醸造学を学んだのちに、焼酎の醸造を行うために2007年に清里町へやって来ました。 そして、ローカルデザインの第一人者である江戸川大学(当時)の鈴木輝隆教授の助力を得ながら、大黒大悟、天宅正、高田唯の3人のデザイナーを中心としたプロジェクトチームを立ち上げじゃがいも焼酎全体のリブランディングに取り組みました。 リブランディングとは事業や製品の世間からの「見られ方」を企業が目指すブランド像に近づけること。具体的には、コンセプトやパッケージ、ロゴなどの刷新を指す。 廣谷さんは「清里町の魅力と北海道らしさがはっきり伝わるデザインを目指しました」と話します。 リブランディングに際して、実際にデザイナーたちも清里町を訪れ、町民を巻き込みつつ、「清里町の魅力」について2年かけて話し合いました。 その後、2014年に「焼酎を日本のスタンダードから、世界のスタンダードへ」をコンセプトにリブランディングが完成。 リブランディングでは、コンセプトの刷新から商品ラインナップ、瓶の形状までも大きく変更され、じゃがいも焼酎「北海道 清里」は次の時代へ歩みを進めました。 「清里町ならでは」が詰まったじゃがいも焼酎「北海道 清里」 想いのバトンを繋ぎ続け、現在まで50年近く製造が続くじゃがいも焼酎「北海道 清里」。 これだけ長く愛される背景には「清里町ならでは」へのこだわりがあります。 ここでは、そのこだわりを2つご紹介します。 ・原材料へのこだわり・コンセプトへのこだわり 原材料へのこだわり じゃがいも焼酎「北海道 清里」の原材料は大きく分けて「じゃがいも」「水」「大麦」の3つ。 そのうち、じゃがいもと水は清里町産のものを100%使用しており、大麦も清里町が位置する北海道道東エリアのものを使用しています。 廣谷さんは「お酒造りというのは、でんぷん質や糖質を発酵させてアルコールに変化させるので、寒暖差の大きい清里町で作っているでんぷん質が多いじゃがいもはお酒造りととても相性がいいんです。それに、でんぷん質が多いかわりに他の成分が少ないので、余計な雑味が少なく、綺麗な焼酎が造りやすいんですよ。」と話します。 「水源地が斜里岳の山の方にあるので、水源地と醸造所がとても近く、水の品質がいいんです。うちの蔵で実際に仕込みに使っている水も、町で使われている水道水と同じ水を使用しています。」 つまり、斜里岳に近く水が美味しい、清里町ならではの気候と農作物が、じゃがいも焼酎「北海道 清里」の美味しさを作り出します。 コンセプトへのこだわり 2014年に行われたリブランディングでは、「清里町ならでは」がより伝わるようなコンセプトやデザインに刷新されました。 じゃがいも焼酎「北海道 清里」のボトルデザインには3つの丸のマークが配置されています。 実はこの3つの丸、それぞれに意味があり、清里町の「自然」と「農業」と「人々」を象徴しています。 世界自然遺産・知床にほど近く、美しい斜里岳を望むことができる豊かな自然。 その自然が生み出した水や気候を活かした清里町の農業。 そして何よりも、清里町の温かい人々。 廣谷さんは「仕事しているなかで町の人と関わる機会がありますが、農家さんや酒屋さんなどのお酒に関わる人だけでなく、本当にいろいろな人が温かく応援してくださる」と話します。 50年前の町民の「自慢できる特産品がほしい」という想いを次の世代に繋ぎ続け、今でも進化を続けるじゃがいも焼酎「北海道 清里」。 「清里町ならでは」をぎゅっと詰め込み、カタチにしたお酒でした。 【直接聞いてきた!】じゃがいも焼酎おすすめの飲み方 「本格焼酎」と聞くと少し癖がありそうでとっつきにくく感じますが、このじゃがいも焼酎はとても飲みやすいんです。 そのまま飲むだけでもとても美味しいのですが、さらに美味しく飲む方法があるそう。 普段からじゃがいも焼酎「北海道 清里」を愛飲する廣谷さんに、おすすめの飲み方を聞いてきました。 ー廣谷さんおすすめの飲み方はありますか? 〈原酒〉はお湯割り、〈樽〉はソーダ割がおすすめです! まずは本来の味わいを知ってもらって、そこからいろいろな楽しみ方を探していただければ嬉しいです。 また、町の若者からは、ジンジャエールで割ったり、紅茶やジャスミンティーで割ったりといった飲み方も聞きますね。 他にも、珍しいところで言うと、「パーシャルショット」という飲み方でもお楽しみいただけます。 アルコール度数の高いお酒を氷点下にして、お猪口でぐいっと飲むのですが、とろみがついてとても美味しいんですよ。 <樽>の貯蔵は圧巻だ。 ーいろいろな楽しみ方ができるんですね!普段はどういった楽しみ方をされているんですか? 私の場合は「原酒」を食中酒として飲むことが多いです。焼酎そのものを楽しみたいときは、味の濃いものや揚げ物などの脂っこいものとの相性がいいですね。 「スタンダード」はより癖が少ないので、幅広い料理に合わせることができます。 それこそ海鮮やじゃがいもサラダなどの素朴な味わいの料理と相性がいいですね。 ー全て美味しそう!北海道の地のものとの組み合わせはそそられますね! 居酒屋さんに提案するときも、じゃがいも料理との組み合わせなどを提案していますね。 揚げ芋を濃い味にして提供すると合いますよ、といった感じで。 ーいろいろ試してみようと思います! ありがとうございました! 「北海道 清里」どこで飲める? ここまでご紹介してきたじゃがいも焼酎「北海道 清里」は、オンラインショップや通販で購入することができます。 通販サイト 楽天やAmazonをはじめとした通販サイトで気軽に購入することができます。 自社出荷「北海道 清里 700ml」常温北海道 焼酎 じゃがいも ジャガイモ 酒 北海道産 お取り寄せ 贈り物 プレゼント お土産 お中元posted with カエレバ楽天市場Amazon 自社出荷「北海道 清里〈樽〉700ml」常温北海道 焼酎 じゃがいも ジャガイモ 酒 北海道産 お取り寄せ 贈り物 プレゼント お土産 お中元posted with カエレバ楽天市場Amazon 自社出荷「北海道 清里 原酒5年 700ml」常温北海道 焼酎 じゃがいも ジャガイモ 酒 北海道産 お取り寄せ 贈り物 プレゼント お土産 お中元posted with カエレバ楽天市場Amazon オンラインショップ 清里焼酎醸造所の公式オンラインショップでも購入することができます。 メジャーな3種類だけでなく、飲み比べなどの様々なサイズを取り扱っています。 最後に 今回ご紹介したじゃがいも焼酎「北海道清里」。 様々な人の想いを持った行動や、その想いに感化された人の応援で、これまで50年もの歴史を作ってきました。 さらには、リブランディングを経て、日本国内だけでなく世界を見据えるようになりました。 世界のスタンダードとしてのじゃがいも焼酎をこれからの50年間で造っていくのでしょう。 北海道清里町ならではがぎゅっと詰まった「北海道 清里」。 ぜひ飲んでみてください。

  • 「受け継いで今後に繋いでいく」北海道・清里町でじゃがいも焼酎を造る廣谷さんの想い

    世界自然遺産知床からほど近く斜里岳が悠然とたたずむ美しい町、北海道・清里町。 ここには、自然豊かな清里町の恵みを最大限活かした焼酎造りを営む「清里焼酎醸造所」があります。 そこで主査として清里焼酎醸造所を統括する廣谷さんは、ある想いを持って焼酎造りに取り組んでいます。 今回は廣谷さんに、綿々と受け継がれてきた焼酎造りにかける想いや、今後の展開についてお話をお伺いします。 清里焼酎醸造所主査・廣谷さん 清里焼酎醸造所1975年に、「清里町産として誇れる特産品が欲しい」という町民の声から、日本で初めてとなるじゃがいも焼酎造りを開始。原材料のほとんどが清里町産であり、製造開始から約50年経つ現在でも、町民の間で広く愛されています。2014年にはリブランディングを行うなど、今後さらに世に広まっていくことが期待されます。 清里焼酎醸造所ご提供写真 詳しくはこちらの記事をご一読ください。▼清里焼酎醸造所・じゃがいも焼酎の記事はこちら!<紹介記事リンク> ご経歴:醸造学科を卒業し焼酎の道へ ー本日はよろしくお願いいたします。まずは簡単にご経歴をお伺いできますか? よろしくお願いします。 北海道網走市で生まれ育ち、高校時代に「発酵」に興味を持ちました。その後、東京農業大学醸造科学科に進学して微生物について学びました。 大学卒業後にご縁があり、北海道に戻ってきて、この焼酎蔵で働いています。 現在は勤めてから15年が経ち、主査として「焼酎造り」に広く携わっています。 ーなかなか面白いご経歴ですね!なぜ高校時代に「発酵」というニッチな分野に興味を持たれたのでしょうか? 大きく何かきっかけがあったというわけではないのですが、理由の一つに、お酒などの発酵食品に興味があったことが挙げられます。 また、今でいうSDGsのような環境的持続性を考えるなかで、これからの社会において「発酵」は重要で、微生物を使った醸造学が盛り上がるのではないかと思いました。 専攻としては「酒造り」ではなく、微生物を使った「環境改善」がテーマでしたが、当時学んだことは今でも仕事に繋がっています。 ー先見の明がすごいですね!大学で学ばれた後に、就職に際してUターン(地元に帰って働くこと)されたんですね。 高校時代まで北海道で暮らしていて、働くならやっぱり自分の生まれた場所で働きたいという思いがありました。 その当時、この清里醸造所も後継者がいないということで大学の醸造科に募集をかけていまして、そこで私が手を挙げた形です。 当時の所長は、事業を始めた頃から焼酎造りを一身に受け持ってこられた方で、お酒造りの知識や設備が全く何もないところから、設計など醸造を確立されたんです。 話を聞いてみて、「この人の下でなら働いてみたい」と思い、ここで働くことにしました。 清里焼酎醸造所ご提供写真 新しい焼酎のあり方を考える:リブランディングへの取り組み ー焼酎造りに携わって15年、さらに現在は主査という立場で焼酎造りを統括されていらっしゃいますが、具体的にどのようなお仕事をされていらっしゃいますか? あまり大きくない醸造所ということもあり、醸造から販売まで、自分ができることはなんでも手広く携わっていますね。 醸造のシーズンは醸造にかかりっきりになってしまいますが、それ以外のシーズンは展示商談会に出展したり、取引先への挨拶周りも行っています。 ーこれまでの15年間で印象深い取り組みはありましたか? 2012年ごろから、じゃがいも焼酎全体のリブランディングに取り組みました。 新しい焼酎のあり方を考えながら、職場環境の変化もあったので、変化が多く大変な時期でしたね。 <リブランディングとは・カード挿入> 清里焼酎醸造所ご提供写真 ーデザインがとにかくかっこいい!リブランディングに取り組んだ理由や背景は何かあったのでしょうか? 2003年から続いていた本格焼酎ブームの落ち着きによって売り上げが目に見えて落ちていたことと、その施策として商品種類を増やしていたことがあります。 売り上げに対して何か手を打たなければいけないと考えていました。 そのうえ、商品種類が増えれば増えるほど経費がかかってきますし、デザイン的なばらつきも気になっていたので、デザインを変更できないか、個人的に取り組んでいました。 そんなとき、当時江戸川大学の教授だった、ローカルデザインの第一人者である鈴木輝隆氏のご助力をいただくことになり、デザイン事務所と一緒に焼酎全体のリブランディングに取り組むことになりました。 清里焼酎醸造所ご提供写真 ーリブランディングにおいて廣谷さんはどのような関わり方をされたのでしょうか? デザインをするにあたって、私たち清里町がどのようなことを伝えたいのか、また何を軸にするのかということを明確にする必要がありました。 デザイナーの方にも実際に清里町に来ていただいて、清里町の景観をはじめとした街のイメージを掴んでいただき、私たち職員だけでなく一般の町民の方々を巻き込んで、その軸を決めていきました。 新しいロゴやボトルデザイン、コンセプトに至るまで、全てそのとき決めた軸を中心に作られています。 ▼詳しいリブランディングの話はこちらの記事をご一読ください。 <紹介記事へのリンク> 「受け継いで今後に繋いでいく」廣谷さんの想い 50年近く伝統が続くじゃがいも焼酎を、ただ守るだけでなく、より広く伝えるために“攻め”の施策に取り組む廣谷さん。ここからは廣谷さんの想いについてお話をお伺いします。 ー焼酎造りに携わって15年、さらに現在は主査という立場で焼酎造りを統括されていらっしゃいますが、どのような想いでいらっしゃいますか? これまで50年近く、町民に愛されながら綿々と受け継がれてきたじゃがいも焼酎を受け継いで今後に繋いでいくというのが私の使命であると思っています。 ー素敵ですね!そのような想いをお持ちになった理由は何でしょうか? そもそもじゃがいも焼酎ができたきっかけが、町民の「清里町産として誇れる特産品が欲しい」という想いなんです。 そして、そのような町民の想いをじゃがいも焼酎の生みの親である故・長屋氏が何もない状態からカタチにしていきました。 そのような綿々と紡がれた想いを引き継いだからこそ、清里町が存続する限りじゃがいも焼酎を造り続けていきたいと思います。 そして、これまでの担当者がゼロから作り上げた焼酎の造り方や売り方などを含めて今後の世代に繋いでいきたいですね。 世界を見据えて足元を固める ー今後、そのような想いを伝えていくためにどのような人々に届けたいと思いますか? 第一に、焼酎好きの方に「こんな焼酎もあるんだよ」とお知らせしていきたいです。 それに加え、北海道の本格焼酎に馴染みのない人たちがたくさんいるので、「北海道の地酒としてこんなものがあるんだよ」というのを広く知っていただきたいなと思います。 とはいえ、じゃがいも焼酎の認知度自体がまだまだ低い状態です。 じゃがいも焼酎ってこういうものなんだよ、というところから丁寧に伝えていくことが必要だと考えています。 ー2014年には大々的なリブランディングも行われていますよね。リブランディングをされていかがでしたか? 前のデザインだと焼酎好きの方が買っていくイメージが強かったんですけど、デザイン変更後は普段焼酎を飲まない人にも手に取って選んでいただけるというパターンが増えてきましたね。 本格焼酎は「癖が強い」「飲みづらい」というイメージが先行していますが、うちのじゃがいも焼酎は親しみやすく、焼酎を飲みたがらない方にも受けやすい仕上がりにしています。 品質の特徴とパッケージがぐっと近づいたことで、お客さんにも手に取っていただきやすくなりました。 ー僕もパケ買いしてしまいました!(笑)商品メッセージに「焼酎を世界のスタンダードに。」とありますが、世界を見据えていらっしゃるんでしょうか? ありがとうございます!(笑) でも、世界的に見れば焼酎自体はまだまだニッチでこれからの段階です。 ただ、世界中にあるお酒のなかでも、同じジャンルでこれだけ原材料の幅がある蒸留酒は非常に珍しいんです。そのなかでも、微生物や麹を使って造る焼酎は非常に稀だと言われています。 「SAKE」や「ジャパニーズウイスキー」が世界的にも高く評価されていますが、それらの人気に焼酎も続いていきたいですね。 ー世界に広がるじゃがいも焼酎、楽しみです!今日はありがとうございました! 取材の終わりに たくさんの人の想いのバトンが形になったじゃがいも焼酎「北海道・清里」。 ただ伝統を守るだけでなく、今後の未来を見据えて一本一本丁寧に造られていました。 丸みを帯びた優しい味わいで、これまで焼酎に触れてきていない人にもおすすめです。 知床に行ったら絶対に飲んでみてほしい、そんな逸品でした。 <購入リンク挿入>

  • 北海道・清里ならではをぎゅっと一瓶に。じゃがいも焼酎「北海道 清里」

    「水の生まれる里」北海道・清里町。 北海道の北東部に位置する清里町には、その名の通り清らかな水と、綺麗な水が生んだゆったりとした風景が広がります。 清里町の名産品であるじゃがいも焼酎「北海道 清里」には、この土地ならではの魅力がぎゅっと詰まっています。 そんな「北海道 清里」は、その成り立ちから現在に至るまで、想いのバトンを綿々と繋いできました。 今回はじゃがいも焼酎「北海道 清里」に詰まった清里町ならではの魅力やこだわりをご紹介します。 実際に取材に行ったからこそ得られた生の情報をお届けしますので、ぜひご一読ください。 じゃがいも焼酎「北海道 清里」の原点から今に至るまで 製造当初から今まで町民から広く愛されるじゃがいも焼酎「北海道 清里」。 「北海道 清里」は、1975年に自治体主導の焼酎蔵として事業を開始して以来、50年弱の歴史があります。 その始まりから今に至るまで、さまざまな人の想いがバトンのように繋がれてきました。 町民の想いをカタチに 百名山・斜里岳から流れる清らかな水と肥沃な土壌。 そして雨の少ない環境と日本屈指の大規模農業を活かして、清里町では昔から馬鈴薯(ジャガイモ)や小麦、甜菜(ビート)といった畑作が盛んに行われてきました。 しかし、それらの農作物は出荷後にでんぷんや砂糖など、他の形に加工されてしまい、町としての特産品はない状態でした。 そういったなかで、町民の「清里町の誇れる特産品がほしい」という想いが生まれ、1975年に自治体主導でじゃがいも焼酎の事業を始めました。 戦時中、清里町からほど近い北見市で、じゃがいもからアルコール燃料を作る事業が行われていた背景もあり、「じゃがいもからアルコールができるのなら、焼酎もできるのではないか」という発想から、じゃがいも焼酎が生まれたそうです。 全くのゼロから手探り状態でのスタートを切った焼酎造り。 当時清里町に入庁したばかりのひとりの町職員が、街からの勅命を受け、焼酎造りという困難なプロジェクトに取り組むことになりました。 彼は明治時代からの歴史ある国立醸造試験所での約1年間の研修後、4年近い試験製作を行い、1979年に「じゃがいも焼酎 きよさと」として販売を開始しました。 発売当時は焼酎ブームだったことや生産量が少なかったことから「まぼろしの焼酎」と呼ばれるなど、焼酎ファンの間で密かに人気を集めていました。 リブランディング その後、複数の焼酎ブームに乗る形でじゃがいも焼酎「北海道 きよさと」の人気は拡大を続けました。 また、各時代に求められるように商品ラインナップを増やした結果、同時期に最大で20ほどのブランドがあったといいます。 さまざまなデザインやブランドが混在していた状況にありましたが、2010年代後半の焼酎ブームの落ち着きに伴い、デザインの変更に乗り出したのが当時製造担当の職員であった廣谷さんでした。 廣谷さんは網走で生まれ育ち、東京農業大学で醸造学を学んだのちに、焼酎の醸造を行うために2007年に清里町へやって来ました。 そして、ローカルデザインの第一人者である江戸川大学(当時)の鈴木輝隆教授の助力を得ながら、大黒大悟、天宅正、高田唯の3人のデザイナーを中心としたプロジェクトチームを立ち上げじゃがいも焼酎全体のリブランディングに取り組みました。 リブランディングとは事業や製品の世間からの「見られ方」を企業が目指すブランド像に近づけること。具体的には、コンセプトやパッケージ、ロゴなどの刷新を指す。 廣谷さんは「清里町の魅力と北海道らしさがはっきり伝わるデザインを目指しました」と話します。 リブランディングに際して、実際にデザイナーたちも清里町を訪れ、町民を巻き込みつつ、「清里町の魅力」について2年かけて話し合いました。 その後、2014年に「焼酎を日本のスタンダードから、世界のスタンダードへ」をコンセプトにリブランディングが完成。 リブランディングでは、コンセプトの刷新から商品ラインナップ、瓶の形状までも大きく変更され、じゃがいも焼酎「北海道 清里」は次の時代へ歩みを進めました。 「清里町ならでは」が詰まったじゃがいも焼酎「北海道 清里」 想いのバトンを繋ぎ続け、現在まで50年近く製造が続くじゃがいも焼酎「北海道 清里」。 これだけ長く愛される背景には「清里町ならでは」へのこだわりがあります。 ここでは、そのこだわりを2つご紹介します。 ・原材料へのこだわり・コンセプトへのこだわり 原材料へのこだわり じゃがいも焼酎「北海道 清里」の原材料は大きく分けて「じゃがいも」「水」「大麦」の3つ。 そのうち、じゃがいもと水は清里町産のものを100%使用しており、大麦も清里町が位置する北海道道東エリアのものを使用しています。 廣谷さんは「お酒造りというのは、でんぷん質や糖質を発酵させてアルコールに変化させるので、寒暖差の大きい清里町で作っているでんぷん質が多いじゃがいもはお酒造りととても相性がいいんです。それに、でんぷん質が多いかわりに他の成分が少ないので、余計な雑味が少なく、綺麗な焼酎が造りやすいんですよ。」と話します。 「水源地が斜里岳の山の方にあるので、水源地と醸造所がとても近く、水の品質がいいんです。うちの蔵で実際に仕込みに使っている水も、町で使われている水道水と同じ水を使用しています。」 つまり、斜里岳に近く水が美味しい、清里町ならではの気候と農作物が、じゃがいも焼酎「北海道 清里」の美味しさを作り出します。 コンセプトへのこだわり 2014年に行われたリブランディングでは、「清里町ならでは」がより伝わるようなコンセプトやデザインに刷新されました。 じゃがいも焼酎「北海道 清里」のボトルデザインには3つの丸のマークが配置されています。 実はこの3つの丸、それぞれに意味があり、清里町の「自然」と「農業」と「人々」を象徴しています。 世界自然遺産・知床にほど近く、美しい斜里岳を望むことができる豊かな自然。 その自然が生み出した水や気候を活かした清里町の農業。 そして何よりも、清里町の温かい人々。 廣谷さんは「仕事しているなかで町の人と関わる機会がありますが、農家さんや酒屋さんなどのお酒に関わる人だけでなく、本当にいろいろな人が温かく応援してくださる」と話します。 50年前の町民の「自慢できる特産品がほしい」という想いを次の世代に繋ぎ続け、今でも進化を続けるじゃがいも焼酎「北海道 清里」。 「清里町ならでは」をぎゅっと詰め込み、カタチにしたお酒でした。 【直接聞いてきた!】じゃがいも焼酎おすすめの飲み方 「本格焼酎」と聞くと少し癖がありそうでとっつきにくく感じますが、このじゃがいも焼酎はとても飲みやすいんです。 そのまま飲むだけでもとても美味しいのですが、さらに美味しく飲む方法があるそう。 普段からじゃがいも焼酎「北海道 清里」を愛飲する廣谷さんに、おすすめの飲み方を聞いてきました。 ー廣谷さんおすすめの飲み方はありますか? 〈原酒〉はお湯割り、〈樽〉はソーダ割がおすすめです! まずは本来の味わいを知ってもらって、そこからいろいろな楽しみ方を探していただければ嬉しいです。 また、町の若者からは、ジンジャエールで割ったり、紅茶やジャスミンティーで割ったりといった飲み方も聞きますね。 他にも、珍しいところで言うと、「パーシャルショット」という飲み方でもお楽しみいただけます。 アルコール度数の高いお酒を氷点下にして、お猪口でぐいっと飲むのですが、とろみがついてとても美味しいんですよ。 <樽>の貯蔵は圧巻だ。 ーいろいろな楽しみ方ができるんですね!普段はどういった楽しみ方をされているんですか? 私の場合は「原酒」を食中酒として飲むことが多いです。焼酎そのものを楽しみたいときは、味の濃いものや揚げ物などの脂っこいものとの相性がいいですね。 「スタンダード」はより癖が少ないので、幅広い料理に合わせることができます。 それこそ海鮮やじゃがいもサラダなどの素朴な味わいの料理と相性がいいですね。 ー全て美味しそう!北海道の地のものとの組み合わせはそそられますね! 居酒屋さんに提案するときも、じゃがいも料理との組み合わせなどを提案していますね。 揚げ芋を濃い味にして提供すると合いますよ、といった感じで。 ーいろいろ試してみようと思います! ありがとうございました! 「北海道 清里」どこで飲める? ここまでご紹介してきたじゃがいも焼酎「北海道 清里」は、オンラインショップや通販で購入することができます。 通販サイト 楽天やAmazonをはじめとした通販サイトで気軽に購入することができます。 自社出荷「北海道 清里 700ml」常温北海道 焼酎 じゃがいも ジャガイモ 酒 北海道産 お取り寄せ 贈り物 プレゼント お土産 お中元posted with カエレバ楽天市場Amazon 自社出荷「北海道 清里〈樽〉700ml」常温北海道 焼酎 じゃがいも ジャガイモ 酒 北海道産 お取り寄せ 贈り物 プレゼント お土産 お中元posted with カエレバ楽天市場Amazon 自社出荷「北海道 清里 原酒5年 700ml」常温北海道 焼酎 じゃがいも ジャガイモ 酒 北海道産 お取り寄せ 贈り物 プレゼント お土産 お中元posted with カエレバ楽天市場Amazon オンラインショップ 清里焼酎醸造所の公式オンラインショップでも購入することができます。 メジャーな3種類だけでなく、飲み比べなどの様々なサイズを取り扱っています。 最後に 今回ご紹介したじゃがいも焼酎「北海道清里」。 様々な人の想いを持った行動や、その想いに感化された人の応援で、これまで50年もの歴史を作ってきました。 さらには、リブランディングを経て、日本国内だけでなく世界を見据えるようになりました。 世界のスタンダードとしてのじゃがいも焼酎をこれからの50年間で造っていくのでしょう。 北海道清里町ならではがぎゅっと詰まった「北海道 清里」。 ぜひ飲んでみてください。

  • 「受け継いで今後に繋いでいく」北海道・清里町でじゃがいも焼酎を造る廣谷さんの想い

    世界自然遺産知床からほど近く斜里岳が悠然とたたずむ美しい町、北海道・清里町。 ここには、自然豊かな清里町の恵みを最大限活かした焼酎造りを営む「清里焼酎醸造所」があります。 そこで主査として清里焼酎醸造所を統括する廣谷さんは、ある想いを持って焼酎造りに取り組んでいます。 今回は廣谷さんに、綿々と受け継がれてきた焼酎造りにかける想いや、今後の展開についてお話をお伺いします。 清里焼酎醸造所主査・廣谷さん 清里焼酎醸造所1975年に、「清里町産として誇れる特産品が欲しい」という町民の声から、日本で初めてとなるじゃがいも焼酎造りを開始。原材料のほとんどが清里町産であり、製造開始から約50年経つ現在でも、町民の間で広く愛されています。2014年にはリブランディングを行うなど、今後さらに世に広まっていくことが期待されます。 清里焼酎醸造所ご提供写真 詳しくはこちらの記事をご一読ください。▼清里焼酎醸造所・じゃがいも焼酎の記事はこちら!<紹介記事リンク> ご経歴:醸造学科を卒業し焼酎の道へ ー本日はよろしくお願いいたします。まずは簡単にご経歴をお伺いできますか? よろしくお願いします。 北海道網走市で生まれ育ち、高校時代に「発酵」に興味を持ちました。その後、東京農業大学醸造科学科に進学して微生物について学びました。 大学卒業後にご縁があり、北海道に戻ってきて、この焼酎蔵で働いています。 現在は勤めてから15年が経ち、主査として「焼酎造り」に広く携わっています。 ーなかなか面白いご経歴ですね!なぜ高校時代に「発酵」というニッチな分野に興味を持たれたのでしょうか? 大きく何かきっかけがあったというわけではないのですが、理由の一つに、お酒などの発酵食品に興味があったことが挙げられます。 また、今でいうSDGsのような環境的持続性を考えるなかで、これからの社会において「発酵」は重要で、微生物を使った醸造学が盛り上がるのではないかと思いました。 専攻としては「酒造り」ではなく、微生物を使った「環境改善」がテーマでしたが、当時学んだことは今でも仕事に繋がっています。 ー先見の明がすごいですね!大学で学ばれた後に、就職に際してUターン(地元に帰って働くこと)されたんですね。 高校時代まで北海道で暮らしていて、働くならやっぱり自分の生まれた場所で働きたいという思いがありました。 その当時、この清里醸造所も後継者がいないということで大学の醸造科に募集をかけていまして、そこで私が手を挙げた形です。 当時の所長は、事業を始めた頃から焼酎造りを一身に受け持ってこられた方で、お酒造りの知識や設備が全く何もないところから、設計など醸造を確立されたんです。 話を聞いてみて、「この人の下でなら働いてみたい」と思い、ここで働くことにしました。 清里焼酎醸造所ご提供写真 新しい焼酎のあり方を考える:リブランディングへの取り組み ー焼酎造りに携わって15年、さらに現在は主査という立場で焼酎造りを統括されていらっしゃいますが、具体的にどのようなお仕事をされていらっしゃいますか? あまり大きくない醸造所ということもあり、醸造から販売まで、自分ができることはなんでも手広く携わっていますね。 醸造のシーズンは醸造にかかりっきりになってしまいますが、それ以外のシーズンは展示商談会に出展したり、取引先への挨拶周りも行っています。 ーこれまでの15年間で印象深い取り組みはありましたか? 2012年ごろから、じゃがいも焼酎全体のリブランディングに取り組みました。 新しい焼酎のあり方を考えながら、職場環境の変化もあったので、変化が多く大変な時期でしたね。 <リブランディングとは・カード挿入> 清里焼酎醸造所ご提供写真 ーデザインがとにかくかっこいい!リブランディングに取り組んだ理由や背景は何かあったのでしょうか? 2003年から続いていた本格焼酎ブームの落ち着きによって売り上げが目に見えて落ちていたことと、その施策として商品種類を増やしていたことがあります。 売り上げに対して何か手を打たなければいけないと考えていました。 そのうえ、商品種類が増えれば増えるほど経費がかかってきますし、デザイン的なばらつきも気になっていたので、デザインを変更できないか、個人的に取り組んでいました。 そんなとき、当時江戸川大学の教授だった、ローカルデザインの第一人者である鈴木輝隆氏のご助力をいただくことになり、デザイン事務所と一緒に焼酎全体のリブランディングに取り組むことになりました。 清里焼酎醸造所ご提供写真 ーリブランディングにおいて廣谷さんはどのような関わり方をされたのでしょうか? デザインをするにあたって、私たち清里町がどのようなことを伝えたいのか、また何を軸にするのかということを明確にする必要がありました。 デザイナーの方にも実際に清里町に来ていただいて、清里町の景観をはじめとした街のイメージを掴んでいただき、私たち職員だけでなく一般の町民の方々を巻き込んで、その軸を決めていきました。 新しいロゴやボトルデザイン、コンセプトに至るまで、全てそのとき決めた軸を中心に作られています。 ▼詳しいリブランディングの話はこちらの記事をご一読ください。 <紹介記事へのリンク> 「受け継いで今後に繋いでいく」廣谷さんの想い 50年近く伝統が続くじゃがいも焼酎を、ただ守るだけでなく、より広く伝えるために“攻め”の施策に取り組む廣谷さん。ここからは廣谷さんの想いについてお話をお伺いします。 ー焼酎造りに携わって15年、さらに現在は主査という立場で焼酎造りを統括されていらっしゃいますが、どのような想いでいらっしゃいますか? これまで50年近く、町民に愛されながら綿々と受け継がれてきたじゃがいも焼酎を受け継いで今後に繋いでいくというのが私の使命であると思っています。 ー素敵ですね!そのような想いをお持ちになった理由は何でしょうか? そもそもじゃがいも焼酎ができたきっかけが、町民の「清里町産として誇れる特産品が欲しい」という想いなんです。 そして、そのような町民の想いをじゃがいも焼酎の生みの親である故・長屋氏が何もない状態からカタチにしていきました。 そのような綿々と紡がれた想いを引き継いだからこそ、清里町が存続する限りじゃがいも焼酎を造り続けていきたいと思います。 そして、これまでの担当者がゼロから作り上げた焼酎の造り方や売り方などを含めて今後の世代に繋いでいきたいですね。 世界を見据えて足元を固める ー今後、そのような想いを伝えていくためにどのような人々に届けたいと思いますか? 第一に、焼酎好きの方に「こんな焼酎もあるんだよ」とお知らせしていきたいです。 それに加え、北海道の本格焼酎に馴染みのない人たちがたくさんいるので、「北海道の地酒としてこんなものがあるんだよ」というのを広く知っていただきたいなと思います。 とはいえ、じゃがいも焼酎の認知度自体がまだまだ低い状態です。 じゃがいも焼酎ってこういうものなんだよ、というところから丁寧に伝えていくことが必要だと考えています。 ー2014年には大々的なリブランディングも行われていますよね。リブランディングをされていかがでしたか? 前のデザインだと焼酎好きの方が買っていくイメージが強かったんですけど、デザイン変更後は普段焼酎を飲まない人にも手に取って選んでいただけるというパターンが増えてきましたね。 本格焼酎は「癖が強い」「飲みづらい」というイメージが先行していますが、うちのじゃがいも焼酎は親しみやすく、焼酎を飲みたがらない方にも受けやすい仕上がりにしています。 品質の特徴とパッケージがぐっと近づいたことで、お客さんにも手に取っていただきやすくなりました。 ー僕もパケ買いしてしまいました!(笑)商品メッセージに「焼酎を世界のスタンダードに。」とありますが、世界を見据えていらっしゃるんでしょうか? ありがとうございます!(笑) でも、世界的に見れば焼酎自体はまだまだニッチでこれからの段階です。 ただ、世界中にあるお酒のなかでも、同じジャンルでこれだけ原材料の幅がある蒸留酒は非常に珍しいんです。そのなかでも、微生物や麹を使って造る焼酎は非常に稀だと言われています。 「SAKE」や「ジャパニーズウイスキー」が世界的にも高く評価されていますが、それらの人気に焼酎も続いていきたいですね。 ー世界に広がるじゃがいも焼酎、楽しみです!今日はありがとうございました! 取材の終わりに たくさんの人の想いのバトンが形になったじゃがいも焼酎「北海道・清里」。 ただ伝統を守るだけでなく、今後の未来を見据えて一本一本丁寧に造られていました。 丸みを帯びた優しい味わいで、これまで焼酎に触れてきていない人にもおすすめです。 知床に行ったら絶対に飲んでみてほしい、そんな逸品でした。 <購入リンク挿入>