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ヒトのハナシ

想いを持って変化を起こそう、大切に保存しようと行動している人たちにスポットライトを当てたい。
そんな私たちの想いを形にした特集です。
想いを持って行動する人は、他の人に影響を与えます。そしてその人も自分なりの想いを抱き行動する。そんな素敵な循環の一歩を一緒に踏み出してみませんか。

  • 琉球王朝時代の丸木舟をルーツに持つ木造帆船サバニを体感できる「HENTONA SABANI」

    穏やかな空気が広がる沖縄本島北部に位置する大宜味村。耳をすませば、水の音と鳥の鳴き声が聞こえてきます。 いつもの観光とはちょっと違う、沖縄ならではの体験を求めている方におすすめなのが、ここ「HENTONA SABANI」。 HENTONA SABANIでは琉球王朝時代の丸木舟をルーツに持つ「木造帆船サバニ」を体験することができます。 当記事では体験の概要のご紹介から、実際に体験したHENTONA SABANIの魅力をお伝えいたします。 「木造帆船サバニの魅力を伝えていく。より広い世界、より遠い世代へ。」 ツアーガイドを担当してくれるのは船長の邊土名 徹平(へんとな てっぺい)さん。 邊土名さんは「木造帆船サバニの魅力をより広い世界、より遠い世代へ伝えていく」ために2020年にHENTONA SABANIを立ち上げました。自身がサバニをきっかけに幸せに出会った経験から想いに至ったそうです。 HENTONA SABANIではサバニ大工として造船を行うとともに、帆かけサバニツアーも催行されています。 そんな邊土名さん、「一度サバニに乗れば絶対に魅力を感じてもらえる」と熱く語ります。そこでここからは邊土名さんに伺った木造帆船サバニの魅力やHENTONA SABANIで体験できるツアーについてご紹介いたします。 ▼邊土名さんの想いを伺った記事はこちら! https://spark-pjt.com/post-528/ 木造帆船サバニとは?そしてその3つの特徴的な魅力 今回の記事の主役である「木造帆船サバニ」。 そもそもサバニとは何なのでしょうか?また邊土名さんが伝える木造帆船サバニの魅力はどこにあるのでしょうか? ここでは簡単に木造帆船サバニの概要と魅力について解説します。 実用的に活躍してきたサバニ 木造帆船サバニとは沖縄や周辺の島々で古くから使われてきた、エーク(櫂・パドル)と帆で進む木造帆船です。 一本の木をくり抜いて造る丸木舟をルーツとして持ち、複数の木材をはぎ合わせて造られます。 現代の形になったのは1800年代後半と言われていて、1950年代以降にエンジンやFRPが登場するまで漁や物資の運搬、移動手段としてなど実用的に活躍していました。 木造帆船サバニの3つの大きな魅力 代表的な魅力は3つあります。 人工物でありながら自然に溶け込んでいる点エーク(櫂・パドル)と帆、2つの動力で進む楽しさ沖縄ならではを体感できる点 それでは、それぞれ解説していきます。 人工物でありながら自然に溶け込んでいる点 海にぽつんと浮かぶサバニ。人の手が入った人工物のはずですが、どこか自然に溶け込んでいるような佇まい。 実は全て自然素材で作られています。 ボディを形作る木材はもちろんのこと、木材同士をつなぎ合わせるフンドウと呼ばれるパーツも木製で、打込む釘は竹製です。また船のコーティングにも、自然由来の材料が用いられています。 すべて地球に還る素材で作られているからこそ、自然に溶け込んだ美しさがあります。 エーク(櫂・パドル)と帆、2つの動力で進む楽しさ 木造帆船サバニの動力は2つ。エーク(櫂・パドル)を使って漕ぐ力と、帆を操り風を受けて進む力。 片方ではなく両方の動力があるからこそ、凪のときでも進んでいくことができます。 船上で聞こえるのは周りの自然の音のみ。まるで船ごと自然に溶け込んだかのような感覚を楽しむことができます。 沖縄ならではを体感できる点 琉球王朝時代の丸木舟をルーツに持ち、沖縄や周辺の島々で古くから使われてきたサバニ。 沖縄には様々な観光資源がありますが、その中でも沖縄でしか体感できない、この島ならではの魅力を求めている方にサバニはうってつけです。 HENTONA SABANIでは、そんな魅力いっぱいの木造帆船サバニに、実際に乗って楽しむことができるんです! HENTONA SABANIでできること HENTONA SABANIでは2種類のアクティビティを提供しています。 帆かけサバニ スノーケルツアー帆かけサバニ クルーズツアー それぞれの詳細と魅力をご紹介します! 帆かけサバニ スノーケルツアー こんな人におすすめ! 船の上も海の中もどちらも存分に楽しみたい方 ツアーの詳細 ツアー料金大人(13歳以上)9,000円(税込)小人(12歳以下)5,000円(税込)料金に含まれるもの・保険料・スノーケル3点セット(マスク、スノーケル、フィン)・ライフジャケット・ウェットスーツツアーのスケジュール・詳細はじめに足の着く場所でスノーケルのレクチャー。初心者でも安心です。サバニに乗ってスノーケリングポイントまで一回目のクルーズ!ポイントに到着してサバニから海へダイブすると、日常では見ることができない、美しい海中世界が待っています。海中をめいっぱい楽しんだ後は、サバニに戻って陸まで二回目のクルーズ!支払い方法現金のみ体験時間2時間所要時間3時間準備していくもの(必須)・水着(服の中に着てお越しください)・濡れても良い履き物(マリンシューズ推奨)・タオル・着替え準備していくもの(あれば便利)・帽子・飲み物 帆かけサバニ クルーズツアー こんな人におすすめ! 泳ぎは苦手だけど沖縄の海を楽しみたい方 小さなお子様がいらっしゃる御家族 ツアーの詳細 ツアー料金大人(13歳以上)6,000円(税込)小人(12歳以下)3,000円(税込)料金に含まれるもの・保険料・ライフジャケットツアーのスケジュール・詳細サバニに乗船して国立公園にも指定されている、美しい塩屋湾のクルーズに出かけよう!ゆったり楽しむも良し。邊土名さんと一緒にエークで漕ぎまくるも良し!支払い方法現金のみ体験時間1時間30分所要時間2時間準備していくもの(必須)・濡れても良い履き物(マリンシューズ推奨)・タオル・着替え準備していくもの(あれば便利)・帽子・飲み物 アクセス 集合場所スノーケルの場合道の駅おおぎみ やんばるの森ビジターセンター〒905-1318 沖縄県国頭郡大宜味村津波95クルーズの場合HENTONA SABANI〒905-1319 沖縄県国頭郡大宜味村宮城365−3車で行く場合(那覇空港から)・沖縄自動車道と国道58号線(約1時間30分)・国道58号線を北上(約2時間)公共交通機関を使う場合(那覇空港から)バスで約2時間30分駐車場情報駐車場あり 体験したからわかった!帆かけサバニツアーの5つの魅力! 取材に伺ったところ、ご厚意でクルーズツアーを体験させていただくことができました。 実際に体験したからこそわかった、5つの魅力をご紹介します。 自然動力なので静かでゆったりとした時間を楽しめる水面近くで風を感じながら進む爽快感転覆する気がしない!アウトリガーで超安定美しいフィールドを堪能する贅沢!船大工でもある邊土名さんの解説 それでは、それぞれ解説していきます。 【魅力1】自然動力なので静かでゆったりとした時間を楽しめる 帆かけサバニに乗船しているときに海上で聞こえるのは船が水をきる音と、風の音、そして周りの自然の音です。 それも帆かけサバニの動力が、エンジンではなく人力と風だからこその魅力です。 またHENTONA SABANIのフィールドである塩屋湾は内海となっており、穏やかな空気が流れます。 ぜひサバニを現代までつないできた人々に想いを馳せてみてください。 【魅力2】水面近くで風を感じながら進む爽快感 音が静かでゆったりしている帆かけサバニ、一方で風をしっかりと掴めばスピードを楽しむこともできます。 自然動力であっても、上級者が操れば、海況によっては20km/hほどで走るポテンシャルがあるという帆かけサバニ。 ぜひ水中に手や足を入れて体感してみてください。 【魅力3】転覆する気がしない!アウトリガーで超安定 HENTONA SABANIの体験で乗船する帆かけサバニには、お客様の安全が第一という考えのもと、船の安定性を高める役割を持つアウトリガーが取り付けられています。 このアウトリガーがあることで、転覆の恐れが少なくなります。 実際に乗船してみましたが、非常に安定しており、老若男女問わず帆かけサバニを楽しむことができます。 【魅力4】美しいフィールドを堪能する贅沢! HENOTNA SABANIのフィールドである塩屋湾、ここはやんばる国立公園に指定されています。また2021年には日本で5例目となる世界自然遺産の一部として、沖縄島北部が登録されるなど、周辺に豊かな自然が残されています。 HENTONA SABANIではそんな美しいフィールドを堪能することができます。 【魅力5】船大工でもある邊土名さんの解説 邊土名さんはツアーの船長だけでなく、サバニを作る船大工としても活動しています。 HENTONA SABANIでは、日本に数人しかいない現役サバニ大工から直接話を聞くことができます。 船をどのように造っているのか、サバニの詳しい歴史、意外なサバニの知識など、ツアーの時間があっという間になること間違いなしです。 さいごに 今回は沖縄県大宜味村の「HENTONA SABANI」をご紹介いたしました。 国立公園に指定されるほど豊かで穏やかな自然フィールドで、琉球王朝時代から綿々と受け継がれてきた沖縄独自の文化に触れることができる貴重な場所。 ガイドブックには載っていない、よりディープな体験が大宜味村にありました。

  • 「自分らしいライフスタイルを見つけてほしい」一色ボート・齋藤淳太さん

    逗子・葉山を拠点とする可愛らしい丸いロゴが目印の一色ボート。「葉山一色のライフスタイルを体感できる」一色ボートを運営している斎藤淳太さん。 今回はそんな斎藤さんに、「アウトドア×ライフスタイル」をテーマにお話をお伺いします。 齋藤さん・プロフィール 葉山一色のライフスタイルを体感できるボートハウス ー本日はよろしくお願いいたします!まず始めに齋藤さんが運営されている一色ボートについて簡単にご説明いただけますか? (齋藤さん)一色ボートは葉山一色ならではのライフスタイルをテーマにしたブランドです。また、手ぶらで「葉山一色のライフスタイルを体感できるボートハウス」です。 ボートやサーフボード、SUPボードなど、マリンアクティビティギアのレンタルを行なっていて、自然と生活が近い一色ならではのライフスタイルを体感することができます。また、陸の拠点として一色ベースがあります。一色ベースでは食事をとったりワークショップに参加することができます。 一色ベース外観 「自分のブランドを持ちたい」 ーご紹介いただきありがとうございます。ライフスタイルをテーマにした総合ブランドなんですね!では、なぜ齋藤さんは一色アウトドアーズを始められたのですか? (齋藤さん)それは「自分のブランドを持ちたい」という想いがあったからです。僕は長年のキャリアで、ディズニーや21世紀FOX、カプコンなどのキャラクタービジネスやそのブランディングに携わってきました。 ※ブランディング・・・ある商品やサービス、コンテンツに特定のイメージを与えること。 そこでいわば他人のブランドを使って仕事をする中で、「自分のブランドを持ちたい」と思うようになりました。そんなときに、タイミングよくボート屋の先代が後継者を探していて、手を挙げたことが一色アウトドアーズを始めたきっかけです。 実は、一色ボートは、先代の時代には貸しボートのみを行っていたんですよ。そこにSUPやサーフィン、自転車などのアウトドアと一色のライフスタイルをテーマに大きく生まれ変わったんです。そして一色ボートを数年やるうちに、一色ならではのライフスタイルをより楽しむために陸の拠点が欲しくなって一色ベースを立ち上げました。 ラウンジ内観 「転換ではなくプラス」 ー今の一色ボートになるまでに、そんな経緯があったんですね!長年のキャリアから、独立してボートハウスの経営にうつる中で、転換や困難が多くあったと思いますがいかがでしたか? (齋藤さん)転換ではなくプラスだと考えています。ボートハウスの経営自体は新しいことですが、全体を通して僕が取り組んでいることは「一色ブランド」の認知拡大です。 つまり、自分の生み出したコンテンツのブランディングを行っているんです。 「一色ブランド」は今はまだあまり知られていません。「一色ってどんなブランドなんだろう?」「一体なんなんだろう?」という一色ブランドへの認知を「ローカル体験ができる場」というブランディングを行い、ビジネスを普及していきます。 一色ならではのライフスタイル ーなるほど!ローカル体験ができる場としてのブランド、すごく素敵ですね!ところで「一色ならではのライフスタイル」とは具体的にどのような様子なのでしょうか? (齋藤さん)「自然が身近にあるライフスタイル」だと思います。 目を覚ましたらコーヒーを淹れて、マグカップ片手に海まで散歩。波を見てその日に何のアクティビティに取り組むか悩む。「いい波が来てるからサーフィンにしよう。」散歩から帰って残ってる企画書に取り組んで。休憩がてらサーフィンに出かける。 そんなライフスタイルは理想止まりではなく、葉山では実際に行っている人がいるんです。 また、葉山・一色は海のイメージが強くありますが、実は山もあります。自転車に乗って山や棚田に遊びに行く。それもローカルならではの楽しみ方ではないでしょうか。 ー一色ボートに来たらそんなローカル体験が気軽に楽しめるんですね! (齋藤さん)そうですね!一色ボートでは、一色ならではの海を楽しんでもらうために多くのマリンギアのレンタルを行っています。そしてそのマリンギアも「安かろう、悪かろう」ではなく、「自分が本当に持っておきたいもの」を選んでいます。 もちろん、ローカル体験は海だけではありません。陸の拠点であるここ一色ベースでもローカル体験ができるんです。 一色BASE店内・広い机で交流が生まれる ここ一色ベースでは食事や酒類の提供を行っています。そして店内では、不定期でワークショップやライブを開催しています。ローカルと直接話すことで、ローカルの生活に溶け込むことが出来ます。 世界に広げる「〇〇ベース」 ー自分がSUPの体験に来たときも、ローカルのサーフィン好きの人と仲良くなれました!「ローカル体験の場」としての一色ボート、今後の展望はどうお考えでしょうか? (齋藤さん)今後は世界各地に「〇〇ベース」を拡大していきたいですね。例えば国内では「白馬ベース」、またハワイだったら「ホノルルベース」やカリフォルニアでは「マリブベース」などが想像できます。それぞれの土地ならではのローカル体験をしつつ、それぞれを行き来できるのが一つの理想の形としてあります。そしてその土地のライフスタイルを「いいな!」と思ってもらうためにはどこかにアウトドアの要素があればいいなと思っています。もちろん織物やジュエリー作成、海岸で拾った貝殻をアクセサリーにするなど、ワークショップといった海以外のローカル体験も考えられますね。 ー世界に広がる「〇〇ベース」すごく面白そうですね! ただ、それに関してはまだ夢の段階です(笑)目先では、よりローカルを体験してもらうために、ガイドの拡充を進めています。 今はレンタルが中心になっていますが、ギアを貸し出すだけではなく、大枠の希望からその人や天気にあったコンシェルジュのようなガイドがあれば面白いと思います。 一色BASE店内にはライブを配信するカメラ 「一色ボートで自分らしい生き方を見つけて欲しい」 ー最後に、齋藤さんご自身の想いをお聞かせ願えますか? (齋藤さん)はい、一色ボートを通して自分らしい生き方を見つけて欲しいと思います。 「自分の生活を楽しくしたい」という思いはみんな持っていると思います。一色ベースに来てローカル体験をすることで、「こんなライフスタイルもあるんだ!」と、それぞれの価値観に合った楽しみ方を見出してくれたら嬉しいです。 そして、その過程で「一色ベース的な価値観」を作っていきたいです。それは、実際に葉山一色に住むローカルが実践している、海で遊んだり自然を満喫しながら、生活するという価値観です。 ー僕も一色ボートを通して「自分らしい生き方」について改めて考えさせられました。今日はどうもありがとうございました! さいごに 夢や想いを語る齋藤さんの目は輝いていた。それは齋藤さん自身が「自分らしいライフスタイル」を実践しているからこそなのだろう。 一色ボートは次々と新しいことに取り組む。「一色ボート」のブランドが浸透することで、避暑地として有名な葉山・一色を代表するブランドになるだろう。また一色という土地にとどまらない有名ブランドになる将来が楽しみだ。

  • 琉球王朝時代の丸木舟をルーツに持つ木造帆船サバニを体感できる「HENTONA SABANI」

    穏やかな空気が広がる沖縄本島北部に位置する大宜味村。耳をすませば、水の音と鳥の鳴き声が聞こえてきます。 いつもの観光とはちょっと違う、沖縄ならではの体験を求めている方におすすめなのが、ここ「HENTONA SABANI」。 HENTONA SABANIでは琉球王朝時代の丸木舟をルーツに持つ「木造帆船サバニ」を体験することができます。 当記事では体験の概要のご紹介から、実際に体験したHENTONA SABANIの魅力をお伝えいたします。 「木造帆船サバニの魅力を伝えていく。より広い世界、より遠い世代へ。」 ツアーガイドを担当してくれるのは船長の邊土名 徹平(へんとな てっぺい)さん。 邊土名さんは「木造帆船サバニの魅力をより広い世界、より遠い世代へ伝えていく」ために2020年にHENTONA SABANIを立ち上げました。自身がサバニをきっかけに幸せに出会った経験から想いに至ったそうです。 HENTONA SABANIではサバニ大工として造船を行うとともに、帆かけサバニツアーも催行されています。 そんな邊土名さん、「一度サバニに乗れば絶対に魅力を感じてもらえる」と熱く語ります。そこでここからは邊土名さんに伺った木造帆船サバニの魅力やHENTONA SABANIで体験できるツアーについてご紹介いたします。 ▼邊土名さんの想いを伺った記事はこちら! https://spark-pjt.com/post-528/ 木造帆船サバニとは?そしてその3つの特徴的な魅力 今回の記事の主役である「木造帆船サバニ」。 そもそもサバニとは何なのでしょうか?また邊土名さんが伝える木造帆船サバニの魅力はどこにあるのでしょうか? ここでは簡単に木造帆船サバニの概要と魅力について解説します。 実用的に活躍してきたサバニ 木造帆船サバニとは沖縄や周辺の島々で古くから使われてきた、エーク(櫂・パドル)と帆で進む木造帆船です。 一本の木をくり抜いて造る丸木舟をルーツとして持ち、複数の木材をはぎ合わせて造られます。 現代の形になったのは1800年代後半と言われていて、1950年代以降にエンジンやFRPが登場するまで漁や物資の運搬、移動手段としてなど実用的に活躍していました。 木造帆船サバニの3つの大きな魅力 代表的な魅力は3つあります。 人工物でありながら自然に溶け込んでいる点エーク(櫂・パドル)と帆、2つの動力で進む楽しさ沖縄ならではを体感できる点 それでは、それぞれ解説していきます。 人工物でありながら自然に溶け込んでいる点 海にぽつんと浮かぶサバニ。人の手が入った人工物のはずですが、どこか自然に溶け込んでいるような佇まい。 実は全て自然素材で作られています。 ボディを形作る木材はもちろんのこと、木材同士をつなぎ合わせるフンドウと呼ばれるパーツも木製で、打込む釘は竹製です。また船のコーティングにも、自然由来の材料が用いられています。 すべて地球に還る素材で作られているからこそ、自然に溶け込んだ美しさがあります。 エーク(櫂・パドル)と帆、2つの動力で進む楽しさ 木造帆船サバニの動力は2つ。エーク(櫂・パドル)を使って漕ぐ力と、帆を操り風を受けて進む力。 片方ではなく両方の動力があるからこそ、凪のときでも進んでいくことができます。 船上で聞こえるのは周りの自然の音のみ。まるで船ごと自然に溶け込んだかのような感覚を楽しむことができます。 沖縄ならではを体感できる点 琉球王朝時代の丸木舟をルーツに持ち、沖縄や周辺の島々で古くから使われてきたサバニ。 沖縄には様々な観光資源がありますが、その中でも沖縄でしか体感できない、この島ならではの魅力を求めている方にサバニはうってつけです。 HENTONA SABANIでは、そんな魅力いっぱいの木造帆船サバニに、実際に乗って楽しむことができるんです! HENTONA SABANIでできること HENTONA SABANIでは2種類のアクティビティを提供しています。 帆かけサバニ スノーケルツアー帆かけサバニ クルーズツアー それぞれの詳細と魅力をご紹介します! 帆かけサバニ スノーケルツアー こんな人におすすめ! 船の上も海の中もどちらも存分に楽しみたい方 ツアーの詳細 ツアー料金大人(13歳以上)9,000円(税込)小人(12歳以下)5,000円(税込)料金に含まれるもの・保険料・スノーケル3点セット(マスク、スノーケル、フィン)・ライフジャケット・ウェットスーツツアーのスケジュール・詳細はじめに足の着く場所でスノーケルのレクチャー。初心者でも安心です。サバニに乗ってスノーケリングポイントまで一回目のクルーズ!ポイントに到着してサバニから海へダイブすると、日常では見ることができない、美しい海中世界が待っています。海中をめいっぱい楽しんだ後は、サバニに戻って陸まで二回目のクルーズ!支払い方法現金のみ体験時間2時間所要時間3時間準備していくもの(必須)・水着(服の中に着てお越しください)・濡れても良い履き物(マリンシューズ推奨)・タオル・着替え準備していくもの(あれば便利)・帽子・飲み物 帆かけサバニ クルーズツアー こんな人におすすめ! 泳ぎは苦手だけど沖縄の海を楽しみたい方 小さなお子様がいらっしゃる御家族 ツアーの詳細 ツアー料金大人(13歳以上)6,000円(税込)小人(12歳以下)3,000円(税込)料金に含まれるもの・保険料・ライフジャケットツアーのスケジュール・詳細サバニに乗船して国立公園にも指定されている、美しい塩屋湾のクルーズに出かけよう!ゆったり楽しむも良し。邊土名さんと一緒にエークで漕ぎまくるも良し!支払い方法現金のみ体験時間1時間30分所要時間2時間準備していくもの(必須)・濡れても良い履き物(マリンシューズ推奨)・タオル・着替え準備していくもの(あれば便利)・帽子・飲み物 アクセス 集合場所スノーケルの場合道の駅おおぎみ やんばるの森ビジターセンター〒905-1318 沖縄県国頭郡大宜味村津波95クルーズの場合HENTONA SABANI〒905-1319 沖縄県国頭郡大宜味村宮城365−3車で行く場合(那覇空港から)・沖縄自動車道と国道58号線(約1時間30分)・国道58号線を北上(約2時間)公共交通機関を使う場合(那覇空港から)バスで約2時間30分駐車場情報駐車場あり 体験したからわかった!帆かけサバニツアーの5つの魅力! 取材に伺ったところ、ご厚意でクルーズツアーを体験させていただくことができました。 実際に体験したからこそわかった、5つの魅力をご紹介します。 自然動力なので静かでゆったりとした時間を楽しめる水面近くで風を感じながら進む爽快感転覆する気がしない!アウトリガーで超安定美しいフィールドを堪能する贅沢!船大工でもある邊土名さんの解説 それでは、それぞれ解説していきます。 【魅力1】自然動力なので静かでゆったりとした時間を楽しめる 帆かけサバニに乗船しているときに海上で聞こえるのは船が水をきる音と、風の音、そして周りの自然の音です。 それも帆かけサバニの動力が、エンジンではなく人力と風だからこその魅力です。 またHENTONA SABANIのフィールドである塩屋湾は内海となっており、穏やかな空気が流れます。 ぜひサバニを現代までつないできた人々に想いを馳せてみてください。 【魅力2】水面近くで風を感じながら進む爽快感 音が静かでゆったりしている帆かけサバニ、一方で風をしっかりと掴めばスピードを楽しむこともできます。 自然動力であっても、上級者が操れば、海況によっては20km/hほどで走るポテンシャルがあるという帆かけサバニ。 ぜひ水中に手や足を入れて体感してみてください。 【魅力3】転覆する気がしない!アウトリガーで超安定 HENTONA SABANIの体験で乗船する帆かけサバニには、お客様の安全が第一という考えのもと、船の安定性を高める役割を持つアウトリガーが取り付けられています。 このアウトリガーがあることで、転覆の恐れが少なくなります。 実際に乗船してみましたが、非常に安定しており、老若男女問わず帆かけサバニを楽しむことができます。 【魅力4】美しいフィールドを堪能する贅沢! HENOTNA SABANIのフィールドである塩屋湾、ここはやんばる国立公園に指定されています。また2021年には日本で5例目となる世界自然遺産の一部として、沖縄島北部が登録されるなど、周辺に豊かな自然が残されています。 HENTONA SABANIではそんな美しいフィールドを堪能することができます。 【魅力5】船大工でもある邊土名さんの解説 邊土名さんはツアーの船長だけでなく、サバニを作る船大工としても活動しています。 HENTONA SABANIでは、日本に数人しかいない現役サバニ大工から直接話を聞くことができます。 船をどのように造っているのか、サバニの詳しい歴史、意外なサバニの知識など、ツアーの時間があっという間になること間違いなしです。 さいごに 今回は沖縄県大宜味村の「HENTONA SABANI」をご紹介いたしました。 国立公園に指定されるほど豊かで穏やかな自然フィールドで、琉球王朝時代から綿々と受け継がれてきた沖縄独自の文化に触れることができる貴重な場所。 ガイドブックには載っていない、よりディープな体験が大宜味村にありました。

  • 「自分らしいライフスタイルを見つけてほしい」一色ボート・齋藤淳太さん

    逗子・葉山を拠点とする可愛らしい丸いロゴが目印の一色ボート。「葉山一色のライフスタイルを体感できる」一色ボートを運営している斎藤淳太さん。 今回はそんな斎藤さんに、「アウトドア×ライフスタイル」をテーマにお話をお伺いします。 齋藤さん・プロフィール 葉山一色のライフスタイルを体感できるボートハウス ー本日はよろしくお願いいたします!まず始めに齋藤さんが運営されている一色ボートについて簡単にご説明いただけますか? (齋藤さん)一色ボートは葉山一色ならではのライフスタイルをテーマにしたブランドです。また、手ぶらで「葉山一色のライフスタイルを体感できるボートハウス」です。 ボートやサーフボード、SUPボードなど、マリンアクティビティギアのレンタルを行なっていて、自然と生活が近い一色ならではのライフスタイルを体感することができます。また、陸の拠点として一色ベースがあります。一色ベースでは食事をとったりワークショップに参加することができます。 一色ベース外観 「自分のブランドを持ちたい」 ーご紹介いただきありがとうございます。ライフスタイルをテーマにした総合ブランドなんですね!では、なぜ齋藤さんは一色アウトドアーズを始められたのですか? (齋藤さん)それは「自分のブランドを持ちたい」という想いがあったからです。僕は長年のキャリアで、ディズニーや21世紀FOX、カプコンなどのキャラクタービジネスやそのブランディングに携わってきました。 ※ブランディング・・・ある商品やサービス、コンテンツに特定のイメージを与えること。 そこでいわば他人のブランドを使って仕事をする中で、「自分のブランドを持ちたい」と思うようになりました。そんなときに、タイミングよくボート屋の先代が後継者を探していて、手を挙げたことが一色アウトドアーズを始めたきっかけです。 実は、一色ボートは、先代の時代には貸しボートのみを行っていたんですよ。そこにSUPやサーフィン、自転車などのアウトドアと一色のライフスタイルをテーマに大きく生まれ変わったんです。そして一色ボートを数年やるうちに、一色ならではのライフスタイルをより楽しむために陸の拠点が欲しくなって一色ベースを立ち上げました。 ラウンジ内観 「転換ではなくプラス」 ー今の一色ボートになるまでに、そんな経緯があったんですね!長年のキャリアから、独立してボートハウスの経営にうつる中で、転換や困難が多くあったと思いますがいかがでしたか? (齋藤さん)転換ではなくプラスだと考えています。ボートハウスの経営自体は新しいことですが、全体を通して僕が取り組んでいることは「一色ブランド」の認知拡大です。 つまり、自分の生み出したコンテンツのブランディングを行っているんです。 「一色ブランド」は今はまだあまり知られていません。「一色ってどんなブランドなんだろう?」「一体なんなんだろう?」という一色ブランドへの認知を「ローカル体験ができる場」というブランディングを行い、ビジネスを普及していきます。 一色ならではのライフスタイル ーなるほど!ローカル体験ができる場としてのブランド、すごく素敵ですね!ところで「一色ならではのライフスタイル」とは具体的にどのような様子なのでしょうか? (齋藤さん)「自然が身近にあるライフスタイル」だと思います。 目を覚ましたらコーヒーを淹れて、マグカップ片手に海まで散歩。波を見てその日に何のアクティビティに取り組むか悩む。「いい波が来てるからサーフィンにしよう。」散歩から帰って残ってる企画書に取り組んで。休憩がてらサーフィンに出かける。 そんなライフスタイルは理想止まりではなく、葉山では実際に行っている人がいるんです。 また、葉山・一色は海のイメージが強くありますが、実は山もあります。自転車に乗って山や棚田に遊びに行く。それもローカルならではの楽しみ方ではないでしょうか。 ー一色ボートに来たらそんなローカル体験が気軽に楽しめるんですね! (齋藤さん)そうですね!一色ボートでは、一色ならではの海を楽しんでもらうために多くのマリンギアのレンタルを行っています。そしてそのマリンギアも「安かろう、悪かろう」ではなく、「自分が本当に持っておきたいもの」を選んでいます。 もちろん、ローカル体験は海だけではありません。陸の拠点であるここ一色ベースでもローカル体験ができるんです。 一色BASE店内・広い机で交流が生まれる ここ一色ベースでは食事や酒類の提供を行っています。そして店内では、不定期でワークショップやライブを開催しています。ローカルと直接話すことで、ローカルの生活に溶け込むことが出来ます。 世界に広げる「〇〇ベース」 ー自分がSUPの体験に来たときも、ローカルのサーフィン好きの人と仲良くなれました!「ローカル体験の場」としての一色ボート、今後の展望はどうお考えでしょうか? (齋藤さん)今後は世界各地に「〇〇ベース」を拡大していきたいですね。例えば国内では「白馬ベース」、またハワイだったら「ホノルルベース」やカリフォルニアでは「マリブベース」などが想像できます。それぞれの土地ならではのローカル体験をしつつ、それぞれを行き来できるのが一つの理想の形としてあります。そしてその土地のライフスタイルを「いいな!」と思ってもらうためにはどこかにアウトドアの要素があればいいなと思っています。もちろん織物やジュエリー作成、海岸で拾った貝殻をアクセサリーにするなど、ワークショップといった海以外のローカル体験も考えられますね。 ー世界に広がる「〇〇ベース」すごく面白そうですね! ただ、それに関してはまだ夢の段階です(笑)目先では、よりローカルを体験してもらうために、ガイドの拡充を進めています。 今はレンタルが中心になっていますが、ギアを貸し出すだけではなく、大枠の希望からその人や天気にあったコンシェルジュのようなガイドがあれば面白いと思います。 一色BASE店内にはライブを配信するカメラ 「一色ボートで自分らしい生き方を見つけて欲しい」 ー最後に、齋藤さんご自身の想いをお聞かせ願えますか? (齋藤さん)はい、一色ボートを通して自分らしい生き方を見つけて欲しいと思います。 「自分の生活を楽しくしたい」という思いはみんな持っていると思います。一色ベースに来てローカル体験をすることで、「こんなライフスタイルもあるんだ!」と、それぞれの価値観に合った楽しみ方を見出してくれたら嬉しいです。 そして、その過程で「一色ベース的な価値観」を作っていきたいです。それは、実際に葉山一色に住むローカルが実践している、海で遊んだり自然を満喫しながら、生活するという価値観です。 ー僕も一色ボートを通して「自分らしい生き方」について改めて考えさせられました。今日はどうもありがとうございました! さいごに 夢や想いを語る齋藤さんの目は輝いていた。それは齋藤さん自身が「自分らしいライフスタイル」を実践しているからこそなのだろう。 一色ボートは次々と新しいことに取り組む。「一色ボート」のブランドが浸透することで、避暑地として有名な葉山・一色を代表するブランドになるだろう。また一色という土地にとどまらない有名ブランドになる将来が楽しみだ。